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これまで、米国やドイツではスーパーファンド法やドイツ連邦土壌保護法などの汚染土壌に対する法律が整備され,土地を売買する際にその土地の汚染状況をチェックすることが当たり前とされてきました。
日本でも、国民の環境汚染への意識が高まり、ISO導入や汚染土壌の浄化の制度が具体化されるようになり、それに伴い事業場内における土地の健全性を確認したり、汚染規模に合わせた浄化対策を実施したりするなど、土壌・地下水調査、また調査結果を踏まえての汚染浄化に多額の予算を組み込む企業が増え続けているのも事実です。
そこで、我が社は創業以来さく井専門業者としての技術を生かし、地下水揚水処理部門に絞り込んだ汚染対策事業に取り組んでいます。
さく井技術だけではなく、掘削工事・構造物工事が大深度となり、地下水の問題が重要視され続けている昨今、地下水処理の計画・施工・メンテナンスも同時に手がけてまいりました。
干差万別な地層・構造物に対し、適切な計画(揚水試験、ボーリング調査等)、適切な施工(ディープウェル工、ウェルポイント工、リチャージウェル工等)、適切なメンテナンス(井戸改修工事等)を真剣に取り組みつづけた結果、一連の揚水処理技術のノウハウという大きな財産を手に入れることができました。
この、適切な計画・適切な施工・適切なメンテナンスこそ、地下水汚染浄化システムには一番重要であり、大切なお客様の会社資本を有効に活用できるものと確信しています。
一方、地下水汚染浄化工事において、計画・設計・コンサルティングは自社で行えるが、肝心の揚水井戸工事は外注する企業が多く、協力会社の井戸に対する考え方の曖昧さから、金額をかけた割には揚水能力が当初の計画より大きく違うという結果が生まれるケースも少なくありません。
その点幣社は、作業年数30年以上の経験豊かな作業員と20代〜30代の若くてやる気のある作業員を会社の財産として大切に育てています。作業員も井戸掘削技術者として誇りを持って工事を行っており、設計・施工・メンテナンスにおいて会社一丸となり責任を持って対処してまいります。
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